結局なかなか更新してません、、、

Preseasonは結構楽しんで観てるし、bjリーグもそこそこ観てるんですが。

ということで何も書いてないのに


「Today's Set」

レイカーズが同点からみせたサイドラインからのインバウンズ

「EGO(End Of Gameの略)Keep」

Ego(lal)1Ego(lal)2



















最後は④のRケリーのダンクでフィニッシュ。
仲間の喜びようが可愛い。

①へのハンドオフをフェイクにした見事なミスディレクションでした。
①のところがコービーなんかだったら絶対引っかかるわ。



ということで今日のまとめ「私は根っからのレイカーズファン」

大変長らくお休みしていたブログを再開することとなりました。


きっかけはバスケ仲間の一言


お前の昔書いたプリンストンオフェンスのブログに本書いた人からコメントあるよね」

「?!」


何年ぶりかに開いてみると、記事を書く時に参考にさせていただいた


プリンストンスタイルオフェンス (Basketball Coaching Series)
の編訳を務めていらっしゃった 塚本鋼平氏 から大変恐縮するコメントをいただいていました。
返信もせず申し訳ありません。


さらに驚くことに検索エンジンで「プリンストンオフェンス」と検索するとトップに出てくるのですよ!

記事を読み返すとかなる稚拙な文章と分析なのに、、、



このままではダメだ。もっと勉強していかなければと思ったわけです。

そしてそれを発信していくことで間違いは指摘していただくこともできるし、新たなご意見を聞くこともできるし、これはブログを再開しない手はない!という考えにたどり着きました。


ということでFAD改め、


「bball Connects」


として新たなスタートを切ろうと思います。
NBAの実況が言うのを耳にすることがあるかと思いますが、パスが回って、ボールが動いた先にいるプレーヤーがシュートを沈めた時


「He connects !!」


ボールを繋いでつないで、リムまで運んでいく、そんな風に目標に向かって、
選手、コーチ、ファンがみんなで繋がれるようなブログを目指していきたいと思います。



記事のネタについては日本国内から海外、NBAまで幅広く行きたいですが偏りはあるかもしれません。
また参考にさせていただいた図書、動画ch、サイト等はその都度紹介させていただきますがもし問題があればご連絡ください。



未熟な分析、稚拙な文章が多々あると思いますが、どうかお付き合いください。
またご意見、ご指導、感想などよろしくお願いします。




「Today's Set」
*ここでは、これから更新の際には毎回1つ、気になったセットプレイを紹介したいと思います。



ブログ再開初回ということで今シーズンTKbjリーグに参戦した 金沢武士団 の開幕ゲームから、オープニングセットを1つ



11
1,Horns の形から④が⑤にクロススクリーン、①はウイングに出た⑤にパスした後、反対のウイングへ。③は逆側のローポストへフラッシュする。










12
2,②が⑤からハンドオフ(HO)でボールを受ける。同時に③は⑤にバックスクリーン。











13
3,④-②の2メンゲーム(Pick&Pop)

残念ながら#38井手選手(②)のジャンパーは外れ、球団初得点
とはなりませんでしたが、#5ポマーレ選手(④)とのPick&Popは相手からしたら危険なプレーになりそうです。

#8月野選手や#23小寺選手などアウトサイドのシュート力も脅威になりそうですね。


TKbjリーグのセットについては、bjtv(月額有料)にお世話になってます。

まとめてみます。

とりあえず基本のオプションだけ。

画像見にくいかも。手元に作戦板みたいに使えるものがあるといいかと!


これがプリンストンオフェンスの 概略。
画像1

エントリーはオフェンスの始まり
ピンチポストはハイポスト
ドリフトはフレアスクリーンと言われてますが一般にあるフレアのイメージと違うので、そのままドリフトでいきましょう!

Aはここでは基本の形とします。(Aの次につくのは直前のオプションの頭文字とする)
画像1


プリンストンオフェンスの基本は

シュートのきっかけがつかめなければAに戻ること。
そして今度は別のオプションに移ること。

になります。



エントリー
画像1

エントリーは2種類ありますがサイドが違うだけで同じ形になります。
ここではG-Fエントリーからできる形を基本のAとします。


ここからオプション

*ローポスト
(Aから35のローポストにいれた時)

これも2種類

エルボースクリーン
画像1

32にスクリーンをかけます。
2のコーナーへのパス、5のスクリーン後のロールやスリップスクリーンへのパスを狙います。

フォワードドロップ
画像1

3がコーナーへ
24へダウンスクリーンをセット
4はそれを使うフェイクからバックドア
14のポジションを埋めて52にパスすればALに戻ることができる。(そしてピンチポスト・ドリフトへ移る)


次は
*ピンチポスト
Aのとき5に入らない、2のディナイが甘い場合
32にパス、5はハイポストへフラッシュ
25のハイポストにパスして始まる。

アンダー
画像1

パスをした2はゴールへカット3はコーナーへ

5が再びウイングにあがった3にパスしたら2のアップスクリーンで5はローポストに戻りAPとなる。

アウェイ
画像1

パスをした2は逆サイドの4にダウンスクリーンをセット
4は使うフェイクからバックドア
3はコーナーへ

5が再びウイングにあがった3にパスしたら4のアップスクリーンで5はローポストに戻りAPとなる。

オーバー
画像1

パスをした2はコーナーにおりた3にダウンスクリーンをセット。
3は使うフェイクからバックドア

5が再びウイングにあがった2にパスしたら4のアップスクリーンで5はローポストに戻りAPとなる


次は
*ドリフト
画像1

ピンチポストに入ろうとしたところ5にパスできなかった場合に2が逆サイドの1にパスし始まる。

52なドリフトスクリーンをセット
2はそれを使いつつバックドアを狙う。

その後1はトップに出た5にパス
ここから53とドリブルスクリーンからサムフォード-スウィープ(手渡し)かサムフォード-バックドア

サムフォードスウィープ
画像1


サムフォードバックドア
画像1


その後ADの形へ

これらのオプションをその都度瞬時に選択して行うのがプリンストンオフェンスの基本。
他のオプションもあるけど(例えばAから2にパス、24の方へドリブルしサムフォードに入るなど)とりあえずこれだけ。

直前のオプションとは違うものを選択する!!
これ原則。

ちなみにこの前貼った
【動画】Princeton Continuity Offense

これはサムフォード-バックドアからスウィープ→ピック&ロールってとこですね。


疲れた。
日本一 わかりやすい プリンストンオフェンス 解説 を目指しましたがどうでしょう。。。
基本の基本、正確だという保証もなし。


一番言いたいことはここから!!

全然すごいシステムではない!!!

特殊な動きもなく、断片的にみたらどこのチームもやるような動き。

これをしっかり使いこなせるプレイヤーと教えるコーチがすごい。そしてすごく練習しているといった感じ。


なにも特殊な動きはしない。プレーする時にもつ選択肢の一つ一つについて全員の動きのオプションを練習し理解する苦労があり、チームメイトの動きをみて瞬時に動く判断力が必要という部分で難しい。


このオフェンスのシステム自体を作るのは大したことないのかなと思います。

でもこれをしっかり教え、実現させ、試合に生かしたピートは素晴らしいコーチの1人だと思う。


指摘、感想、質問お待ちしてます。

参考書籍

↑このページのトップヘ