2012年11月

まとめてみます。

とりあえず基本のオプションだけ。

画像見にくいかも。手元に作戦板みたいに使えるものがあるといいかと!


これがプリンストンオフェンスの 概略。
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エントリーはオフェンスの始まり
ピンチポストはハイポスト
ドリフトはフレアスクリーンと言われてますが一般にあるフレアのイメージと違うので、そのままドリフトでいきましょう!

Aはここでは基本の形とします。(Aの次につくのは直前のオプションの頭文字とする)
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プリンストンオフェンスの基本は

シュートのきっかけがつかめなければAに戻ること。
そして今度は別のオプションに移ること。

になります。



エントリー
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エントリーは2種類ありますがサイドが違うだけで同じ形になります。
ここではG-Fエントリーからできる形を基本のAとします。


ここからオプション

*ローポスト
(Aから35のローポストにいれた時)

これも2種類

エルボースクリーン
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32にスクリーンをかけます。
2のコーナーへのパス、5のスクリーン後のロールやスリップスクリーンへのパスを狙います。

フォワードドロップ
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3がコーナーへ
24へダウンスクリーンをセット
4はそれを使うフェイクからバックドア
14のポジションを埋めて52にパスすればALに戻ることができる。(そしてピンチポスト・ドリフトへ移る)


次は
*ピンチポスト
Aのとき5に入らない、2のディナイが甘い場合
32にパス、5はハイポストへフラッシュ
25のハイポストにパスして始まる。

アンダー
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パスをした2はゴールへカット3はコーナーへ

5が再びウイングにあがった3にパスしたら2のアップスクリーンで5はローポストに戻りAPとなる。

アウェイ
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パスをした2は逆サイドの4にダウンスクリーンをセット
4は使うフェイクからバックドア
3はコーナーへ

5が再びウイングにあがった3にパスしたら4のアップスクリーンで5はローポストに戻りAPとなる。

オーバー
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パスをした2はコーナーにおりた3にダウンスクリーンをセット。
3は使うフェイクからバックドア

5が再びウイングにあがった2にパスしたら4のアップスクリーンで5はローポストに戻りAPとなる


次は
*ドリフト
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ピンチポストに入ろうとしたところ5にパスできなかった場合に2が逆サイドの1にパスし始まる。

52なドリフトスクリーンをセット
2はそれを使いつつバックドアを狙う。

その後1はトップに出た5にパス
ここから53とドリブルスクリーンからサムフォード-スウィープ(手渡し)かサムフォード-バックドア

サムフォードスウィープ
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サムフォードバックドア
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その後ADの形へ

これらのオプションをその都度瞬時に選択して行うのがプリンストンオフェンスの基本。
他のオプションもあるけど(例えばAから2にパス、24の方へドリブルしサムフォードに入るなど)とりあえずこれだけ。

直前のオプションとは違うものを選択する!!
これ原則。

ちなみにこの前貼った
【動画】Princeton Continuity Offense

これはサムフォード-バックドアからスウィープ→ピック&ロールってとこですね。


疲れた。
日本一 わかりやすい プリンストンオフェンス 解説 を目指しましたがどうでしょう。。。
基本の基本、正確だという保証もなし。


一番言いたいことはここから!!

全然すごいシステムではない!!!

特殊な動きもなく、断片的にみたらどこのチームもやるような動き。

これをしっかり使いこなせるプレイヤーと教えるコーチがすごい。そしてすごく練習しているといった感じ。


なにも特殊な動きはしない。プレーする時にもつ選択肢の一つ一つについて全員の動きのオプションを練習し理解する苦労があり、チームメイトの動きをみて瞬時に動く判断力が必要という部分で難しい。


このオフェンスのシステム自体を作るのは大したことないのかなと思います。

でもこれをしっかり教え、実現させ、試合に生かしたピートは素晴らしいコーチの1人だと思う。


指摘、感想、質問お待ちしてます。

参考書籍

バスケットボールのことを気軽に熱く残せる場所として使わせてもらいます。

バスケットボールのプレイヤー、コーチ、ファン、そしてそうじゃない人。

様々な視点からバスケットボールを観て、聴いて、学んで、書いていきたいと思います。

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